バブルの残骸 熱海リゾートマンション編

海のない山岳地域で田舎里山暮らしをしていると無性に紺碧の海が見たくなる時がある、10月も半ばを過ぎると長野県北佐久郡軽井沢町も紅葉真っ盛りとなる共に急に冷え込んでくる
昼夜の寒暖差が激しいのもこの時期の東信地域の特徴である、同じ東信地域でも佐久市上田市御代田町より寒い軽井沢は我々定住者(町民)には日々厳しい生活環境であるわけだ。まあ冬になれば日本全国(沖縄を除く)何処でも寒いことは寒いし、震災とは全く関係なく豪雪の東北にいまさら移住しようとは思わない。
基本的に田舎は生活コストが低いから東京等の大都市と比較すると暮し易い、あの
都内の怒蕩のような殺気だった生活には戻りたくても戻れない、骨の髄まで田舎者になってしまったのかもしれない?特に夜はあまりにも静かなのでたまに上京するとあのイルミネーションとノイズに近い騒音で眠れなくなり寝不足で体力を著しく消耗してしまう。そこで地価暴落、不動産価格大暴落のおり、千葉房総(勝浦、鴨川地区)
東伊豆(湯河原、熱海地区)の中古リゾートマンションが大安売りされとのことなの
早速、愛車を走らせ温泉旅行を兼ねて見に行くことにした。
自分はどんな長い距離を運転しても苦にならないという取り柄がある、早い話が10代から車とバイクマニアということだ、若いころはバイクであらゆる処へツーリングに出かけたものである。北海道、本州⇒沖縄あるいは四国、九州と日本全国ほとんど車かバイクで周遊したものである。とにかく昔から昭和の高度成長期に生まれた少年が等しく新幹線が大好きであるように、とにかく乗り物なら何でも好きなのである。電車、バス、船と日本国内の全部とは言わないがほとんどの公共機関の乗り物は乗りつくしたかもしれない。それに飽き足らず海外へ飛行機、車、列車にも乗りまくった、行った先はアジア、ヨーロッパ、北米南米、オセアニアと随分色々な所に往ったものだ、慣れない現地で車を走らせる無茶をよくしたものである。長距離と云えば、車なら北米カナダのバンクーバーからR”2でカリフォルニア州サンデェゴまで(メキシコ国境ティファナ)超えてメキシコでボクシングやルチャリブレまで観戦したし、列車ではルーマニアブカレストから当時の旧ソ連(モスクワまで)ウクライナ等を経由し大陸鉄道に乗ったこともある。それに比較すれば長野から千葉経由で伊豆までなど軽い近距離ドライブの範疇である。それにしてもアメリカ、カナダ、ロシア、中国と比べると日本はなんという狭い国土なのあろうか?話が相当脱線してしまったので本題に戻りたいと思う。
とにかく人一倍好奇心が旺盛なことに加えて、たぶん生来の放浪癖というか漂流者指向が災いして規格に嵌った生活を良しとしないライフスタイルと自然となってしまったのだろうか?
齢50にして未だに海外移住を夢見る、不良中年オヤジなのである
同じ長野県出身である旅行作家の下川裕治氏の著作を読んではまだ見ぬ大陸の最果ての地を夢見るのだ
彼氏の著作は文庫化されているものも多いし、実にわかり易く読みやすいので是非お薦めだ!

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