民主党政権の終焉 管内閣の自爆






管直人という致命的3重苦を背負った政治家のやることにはほとほと呆れるというか驚かされる、ここまで政治音痴、外交音痴、経済財政音痴それに加え厚顔無恥、これが我が国の総理かと思うと悲しくなってくる・・・・・
この局面で小沢一郎をわざわざ官邸に呼びつけて、一体何をお願いしたのだろうか?本当に今後の捻じれ国会の運営、野党対策のために政倫審出席を頼んだとしたら、この総理の頭は完全に狂っているとしかいいようがない・・・・
小沢は全ては司法の場ですなわち強制起訴されたのだから法廷で身の潔白を明らかにすると言明いているではないか?何故に国会でしかも非公開の政倫審に自ら
身の潔白をさらに説明する必要があるのだおるか?仮に小沢が政倫審に出ることを応諾したとして、国会運営がスムーズに運ぶ(野党協力を得て法案が成立?)
保証や担保があるというのか?たぶんないであろう。
これは明らかに、管と岡田による小沢潰しの謀略に他ならない
管直人程度の政治家が何を言っても小沢はうんと言わない
はっきり言って見下されているからだ、よくも悪しきも小沢一郎が居なければ
政権交代などあり得なかった、ゆえに管直人程度の(レベルの極めて低い)政治家が総理になれるわけがないと思っているに違いあるまい。
民主党は組織の足腰が弱い、当選回数の若い議員は小沢や鳩山の資金力がなければ当然、当選出来っこない、総選挙があれば大惨敗するのは目に見えている。
小沢や鳩山が決起して離党でもされたら雪崩をうって離党者が続出して、民主党は少数野党にたちまち転落してしまうだろう・・・
鳩山邦夫や舛添洋一、みんなの党の渡辺や江田の狙いはまさにそこにある、平沼与謝野の立ち上がれニッポン、亀井の国民新党なども吸収合併し一大保守勢力になるだろう。ここ1年数か月で民主党政権担当能力がなく、実現不可能なマニュフェストを選挙公約を掲げ、これを一方的に不履行とし有権者を欺いた罪は極めて重い、政権末期に数々の失政により野党に転落した自民党ではあるがこのような党の危機はそれなりの智慧ウルトラCで乗り越えてきた実績がある。
古くは田中角栄金脈問題(1974)には次期総理総裁にはクリーンな三木赳夫を椎名裁定で選び、大平Vs福田の党を二分する40日抗争(1979)も乗り切り
ロッキード選挙も中曽根総理が新自由クラブと連立することでかわし(1983)
自社さ政権では政敵社会党村山富市を首班に担ぎ、自自公連立政権では宿敵小沢一郎と時の総理小渕恵三が手を組んだり(1999)凄い荒技を繰り出してきた
かつてそこには時代の国士が常にいたはずである
椎名悦三郎、田中六助 野中広務 梶山静六 金丸信 小渕恵三

しかし今の政界では国士と呼べるのは与党では

小沢一郎 か亀井静香 くらいではないだろうか?

思い起こせば、2005年の郵政選挙で時の小泉純一郎総理は自ら中曽根、宮沢総理の私邸に出向き政界引退を迫り、そして二人に引導を渡したのだ
北朝鮮訪問もそうだがマスコミにリークされることなくこれを実行した
管直人は、せめて小沢邸に出向いて、土下座でもする覚悟で臨めば局面は違った
のではないだろうか?党のため泣いてもらうには自らも血を流す覚悟が政治家は
必要なのだ、それをまさか官邸に呼びつけるとはこれも岡田克也の入れ知恵か?
どちらにせよ、もう手遅れだ!小沢の怒り憤りは執念深く燃え上がる

かつて竹下登は自らの派閥旗揚げの挨拶に田中角栄の目白の私邸を訪れた際
門前払いをされた、当然この結果は予想してあえて出向たはずである
幸か不幸かこのおかげで、田中家と絶縁でき、総理総裁の座へ誰の気兼ねもなく
突き進めたのだ。 

それに比べると管直人、仙石、岡田のやっていることはあまりに稚拙、幼稚
低次元、政権交代の果実を食い漁りわざわざ民主党政権の崩壊を早めているとしか思えない政治行動である